悪夢を見ることと潜在意識浄化の関係

夜に怖い夢をみて朝ハッと目覚める、これは潜在意識的にどういうことか、悪いことなのか、いいことなのか、を解説します。

睡眠、そのうちレム睡眠は深い変性意識状態です。人間はレム睡眠の間に夢を見ます。

この状態では、潜在意識が顕在意識に対して開かれた状態なので、普段押し込められていたアイデア、問題点、さまざまな感情が、エゴ、自意識、顕在意識のほうにどんどん流れ込んできます。

普段蓋をしてみないようにしていたものたちですね。


いいかえれば人間は寝るだけで潜在意識の浄化が行われる機能が基本的にはついているわけです。ですが、世の中１週間も２週間も便秘に悩む人というのもいるわけです。その自動浄化機能がうまく働かなくなってストレスで苦しんでいる人もたくさんいます。


顕在意識は”それ”に目を向けるのが怖いときに、”それ”を潜在意識の奥におしこめてしまいます。《悪夢》は、それを心の奥から取り出して、それを心に経験させ、きちんと《心の経験値》に変換して、心を成長させるという役割をもっています。

常に心全体が曇りなくシンクロするようになれば、潜在意識はあなたのために十分な役割を果たすようになります。