人の感情は、突き詰めると全ては《愛されたい》です。
これは、《安心したい》、《不安から逃れたい》という言葉が指す心の内容と同じ場所です。
イライラするのも、お金が欲しいのも、鬱になるのも、ケンカするのも、 要は、
「愛される実感を得たい」という意味です。
あなたの自意識が何を求めているか、ほんとうに素直な気持ちで見つめてみてください。愛が欲しいはずです。愛を受けたい。光をうけたい。
それは人に求めようとして受け取るものではなく、自分の心の奥底から発掘し、溢れ、人にあふれるほど与えることで分かち合うものです。
《愛は、あなたの心の奥底に、はじめからある。それを掘り出せばいい》。このことを認識するレッスンです。
本当は、自分の中に永遠に輝く愛の源泉があって、人から愛を得なくても
自給自足しても有り余るほどエネルギーに満ち溢れているのです。
例えば両親について考えてみてください。親という観念があなたの心のエネルギーの通り道をふさいでいる場合があります。
親のことを全て許し、そのうえ精一杯大好き!といってあげてみましょう。
親のことをひとつ許すたび、RPGのように自分に大量の経験値が入ったり、
愛の源泉から大量にエネルギーがあふれてくることをイメージしてみてください。
《自分で自分を認められない人は、いくら他人に認められても喜べない》。
この事実を深く認識してみてください。
世間に認められて、絶賛されているのに自己否定の為に自殺してしまう有名人などを思い出してみてください。 あなたを満たしてくれるのはあなた自身以外いないのです。与え、分かち合うことでまわりの大切なひとを愛で満たすことができます。
最初は源泉をふさぐごつごつした岩だったものが、自分の心の奥底を掃除し、きれいにきれいに大切に掃除してゆくうち、いつの間にか、その気の道をふさいでいた大岩が、透明になり、
ダイヤモンドやクリスタルのように透明になり、最後は源泉に沈んで、溶けて、景色を飾る美しいオブジェになる…というようことをイメージングしてみてください。
世界はあなただけのために存在しています。
(《
自分の内側から たくさんの愛情があふれ出す 「心の中の愛の源泉」》より。)